ハンディスキャナ GS-1のレンタル

ハンディスキャナGS-1のレンタル 特長

ハンディスキャナGS-1の大きな特長は、スキャン時の操作が非常に単純で、初めてレンタルされた方でもすぐに点群取得が可能な点です。
地上設置型のレーザースキャナーやドローンを使ってスキャンを行う場合には、GNSSや操作に関する専門知識が必要となりますが、こちらの製品は手で持って歩くだけという簡単な操作のため、3Dスキャンを社内で始める第一歩としてお使いいただくのにもおすすめです。

また、ハンディスキャナGS-1のさらなる特長として、GNSSが一体となっており点群を生成する際に同時に座標情報を付与できるという点が挙げられます。
レンタル時にセットになっているRTK基地局LiBaseとあわせて使用することで、後処理キネマティック方式によってリアルタイムで通信することなく、効率的に座標情報を持った点群を生成することができます。

ハンディスキャナGS-1のレンタル 機能紹介

ハンディスキャナGS-1の機能面での優れた点は、SLAM技術によって自己位置の認識と点群生成を並行することができる点です。
これによってレンタルされた際、GNSS衛星が入らない場所においてもスキャンの最初と最後に衛星受信ができれば、自己位置をもとに周囲をマッピングして点群を取得することができます。

ハンディスキャナGS-1のレンタル 用途

ハンディスキャナGS-1をレンタルする用途としては、起工測量や出来形測量などが挙げられます。
こちらをご使用いただくと、地上据え置き型のレーザースキャナーを使用する場合に比べて作業時間を短縮することができます。
また、ドローンが飛ばせない場所やドローンでは取り切れない入り組んだ部分にお使いいただけるほか、ドローン測量はハードルが高いと感じられている方にもおすすめです。

ハンディスキャナGS-1を使用する際の流れをご紹介します。

①レンタル構成品であるRTK基地局LiBaseをスキャンする場所の10km圏内の開けた場所に設置し、スタティック観測を開始する
②GS-1を組み立てて起動し、キャリブレーションを行った後、計測を開始する(1秒1mのペースで歩く)
③スタート地点まで戻ってきたら、再度キャリブレーションを行い、データを保存できたら電源を落とす
④点群データ・カメラデータ・位置データをソフトウェアに取り込み、点群を生成する

ハンディスキャナGS-1を使用して実際に取得された点群データのイメージです。このように、歩いて計測するだけで短時間で高精度な点群生成が可能になっています。