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放射線測定器のよくある質問・豆知識

Q.

放射線と放射能の違いを教えてください。

A.

「放射線」を出す能力のことを「放射能」といいます。 「放射線」にはエックス線やガンマ線、アルファ線、ベータ線、中性子線といった種類があり、それらが人体に与える影響は【SV(シーベルト)】という単位で表されます。 「放射能」の強さを表す単位としては【Bq(ベクレル)】が用いられます。 また放射線を出す物質のことを「放射性物質」といい、代表的な物質としてはウランやプルトニウム、セシウムなどがあります。 「放射線」「放射能」「放射性物質」は、電球とその電球が出す光などによく例えられます。 電球の60W形と40W形では明るさが異なることはイメージしやすいでしょう。 電球そのものが、「放射性物質」、60W形や40W形といったその電球の性能が「放射能」、実際に電球を取り付けて出た光が「放射線」と考えると、理解しやすいのではないでしょうか。

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Q.

SvやBq など、単位の持つ意味がよくわからないので詳しく教えてください。

A.

ここでは、【Sv】と【Bq】という代表的な二つの単位について説明します。 【Sv(シーベルト)】 一般的な放射線測定器で主に測定されるのは、SvおよびSv/hです。 放射線の種類や強さから、人体にどの程度の影響を与えるかを表すために用いられる単位です。 「放射線の種類ごとの重みづけ(放射線加重係数)」と「体の組織や臓器への影響の違いごとの重みづけ(組織加重係数)」によって吸収線量の補正がかけられています。 「Sv/h」は線量当量率とも呼ばれ、1時間あたりでの被ばく量を表し、主にその環境の評価などに使われます。サーベイメータなどを用いて計測されます。 一方「Sv」は被ばくの総量を表し、蓄積されていくことが特徴で、個人の被ばく量測定などに使われます。個人線量計(ドシメータ)などを用いて計測されます。 【Bq(ベクレル)】 「放射性物質から放射線が放出される能力」を表す単位がBqです。具体的には、放射性物質が1秒に崩壊する原子の個数を表しています。 汎用的な測定器を用いてBqそのものを正確に計測することは難しいですが、換算機能が付いたモデルを用いることで簡易的にBq値を求めることができます。

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