WBGT測定器(熱中症指数計)の設置について、日陰、日向等どういった場所に設置するべきでしょうか?
WBGT測定器(熱中症指数計)の設置場所については、特に決まりはありません。
「実際に人が作業する場所」「測定したい環境を正確に反映する場所」を意識して設置するようにしてください。
基本的な設置場所としては、以下の情報も参考にしてみてください。
【高さ】
高さ1~1.5m程度 人の体温に影響を与えやすい高さに設置しましょう。
【日射】
使用時は、センサー部分である黒球が影に入らないよう直射日射に当てます。
黒球が影に入っていると、日向の輻射熱(日射や地面からの照り返しによる熱)が正確に測定できず、黒球温度の値が実際より低く出る可能性などがあります。
【その他】
例えば下記のような場所で作業をする場合、黒球も同様の環境に設置します。
・コンクリートやアスファルトからの輻射熱、反射熱を感じやすい
・風通しの悪い場所や熱源の近く