［プレスリリース］森林調査に変革！正確な森林データをスキャンするレーザースキャナ「森林3次元計測システム OWL®」レックス、先行レンタル開始！

株式会社レックス（本社：兵庫県西宮市、代表取締役社長：加藤信幸)は、株式会社アドイン研究所の「森林3次元計測システム OWL®」（アウル）をレンタル開始いたします。

『森林3次元計測システム「OWL®」（アウル）』とは

従来の立木調査は、計測にかかる労力や計測精度などの課題が多いものでした。OWLは、ボタンを押すだけで正確な森林の位置データを短時間で取得することができます。また、3次元で森林内を表現するウォークスルーなどでいつでもパソコン上で森林を再現できるなど、計測装置に止まらない優れた能力を発揮します。

現在は主に森林組合や森林総合研究所などで、森林調査や施業提案・公園や道路沿道等の倒木の危険度判断を行う樹木管理に使われており、計測人員の削減・手作業や目測に依存していた見積もりの明確化に役立っています。
今後は構造物設置・設計のための山整備として、3次元データ収集を行い、施工時の詳細設計に役立つ地形データの取得にも活躍が期待されます。

『森林3次元計測システム OWL』の特徴

スキャンボタンをワンタッチでレーザースキャナが45秒間に180°回転。1秒間に43,200点のレーザーが空間を飛んで立木を捉えます。
短時間で計測が可能なため、人員コストの削減に役立ちます。
急勾配が多い森林の中でも3.7㎏と小型軽量で持ち運びやすい。
専用のソフトウェア「OWLManager」で計測したデータをその場で確認できます。
測定したデータから、GISやCAD、3次元立木マップが作成可能。

計測の記憶をビジュアルで再現（3次元立木マップ）
計測の記憶をビジュアルで再現（3次元立木マップ）

『森林3次元計測システム OWL®』の計測方法

①およそ10ｍ間隔毎に移動し、ボタンを押下。
②45秒経ったら次の場所に移動して同じ動作を繰り返します。
※ 林内の広葉樹や立木の重なりを考慮し約10ｍ毎のスキャンを推奨しています。
③USBメモリに取り込んだデータを専用ソフトウェア「OWLManager」で結合・解析し、OWL計測データから立木位置図や立木リストなどの調査結果データが生成されます。
④OWLManager上で管理している立木やスキャン地点（測点）情報を、CSVファイルやシェープファイルに出力することが可能です。出力したデータを使用することにより、お使いのシステム上で独自の分析や解析、集計を行うことができます。

計測の記憶をビジュアルで再現（3次元立木マップ）
計測の記憶をビジュアルで再現（3次元立木マップ）