コンクリートの湿潤養生管理を大幅に効率化!最新のシステムをご紹介【令和最新版】
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コンクリートの湿潤養生やその管理に課題を感じていませんか?
コンクリートの湿潤養生は、コンクリ―トの品質を発揮させるために必要不可欠な工程ですが、24時間の常時監視や必要に応じて水分の供給などを行う必要があり、手間やコストがかかります。
この記事では、そんなコンクリートの湿潤養生の管理にお悩みの方に向け、管理を大幅に効率化・省人化できる最新のシステムをご紹介していきます。是非最後までお読みください。
コンクリートの湿潤養生とその管理について
コンクリートにおける湿潤養生について改めて説明していきましょう。
コンクリートの湿潤養生は、打設後に行われる養生工程の内の一つで、コンクリート表面の乾燥を防ぎ水分を保持するために行われるものです。
コンクリートが時間をかけて固まっていく際、十分な水分が与えられないと、硬化が正常に進まず強度不足やひび割れが発生する場合などがあります。これを防ぐためには湿潤状態を管理し、水分が不足している場合には供給を継続的に行いながら、同時に水分の散逸を防ぐ必要があります。
この一連の対応を湿潤養生と呼んでいます。
常に湿潤状態を監視し、都度状況に応じた対応することが求められるため、コンクリートの湿潤養生は手間もコストもかかる作業です。
コンクリートの湿潤養生を大幅に効率化できるシステムをご紹介!
そんなコンクリートの湿潤養生の手間やコストを低減するために生まれたのが、コンクリート養生管理システムです。ここではそのシステムの中でも、2023年時点で最新の2機種をご紹介いたします。
いずれもレンタルで必要な期間のみご使用可能ですので、ぜひご検討ください。
コンクリート湿潤養生管理システムと従来方法比較
今回ご紹介したコンクリートの湿潤養生管理システムと従来方法の違いを改めて整理していきましょう。
これまでは湿潤状況の監視や、状況に応じた給水対応などをそれぞれ現場作業として行う必要がありました。
つまり、コンクリートの湿潤養生期間中は常に現場に人を置いておく必要がありました。
また従来方法では、経験に基づく部分や担当者に依存する部分も大きく、対応によってはコンクリートの品質を低下させてしまうリスクもありました。
コンクリート湿潤養生管理システムを活用することで、初めの設置や設定こそ必要なものの、湿潤状況の管理と給水という一連の管理を一括で自動または遠隔地から対応できるようになり、現地に人を派遣する必要がありません。
さらに、湿潤状況は数値化され機械的に判断ができるため、人的な対応のムラや漏れが発生せず、コンクリートのさらなる品質向上も目指すことが可能です。
コンクリートの湿潤養生管理を効率化する最新システムまとめ
コンクリートの湿潤養生管理を効率化・省人化していくための最新システムを従来方法などと比較しつつご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?
コンクリートの湿潤養生は、コンクリートの品質を向上させるためにとても重要な工程です。
システムや計測器などもうまく活用しながら、効率よく適切な湿潤養生を行っていきましょう。