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キャリブレーションとは?その意味と校正との違いについて

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キャリブレーションとは?その意味や校正という言葉との違いが気になった経験はありませんか?
計測器を扱う際に、計測数値の正確性を高めるために欠かせない作業の1つにキャリブレーションが挙げられます。
しかし、お仕事などでキャリブレーションについての説明をして欲しい、と急に言われた場合、パッと「どのような意味を持ち、どのような作業なのか」を、正しく答えられない方も多いのではないでしょうか?
今回の特集では、キャリブレーションの言葉の意味についての解説と、キャリブレーションは校正と違うのか?という部分にも触れながら解説していきます。キャリブレーションの意味と重要性を理解し、計測器を扱うにあたっての知識を増やしましょう。

キャリブレーションとは何か?その意味や校正と違いはあるのか

キャリブレーションとは?言葉の具体的な意味について初めの章では説明し、その次の章では似た言葉でよく挙げられる、「校正」との関連についてもご説明していきます。
キャリブレーションの言葉自体はさまざまな業界で使われているものの、今回の特集では「計測器」のキャリブレーションに絞って詳しく解説していきますので、興味のある方はぜひご一読ください。

キャリブレーションとは?意味について説明

キャリブレーションとは、「目盛り」や「調整」という意味を持つ言葉で、英語ではCalibrationと表記されます。
具体的には、計測器が示す値の正確性を標準器と呼ばれる機器を用いて比較し、計測器の偏りを明らかにするだけでなく、正しい値を計測できるように調整する作業を意味します。

計測器は精密機器のため、定期的にメンテナンスを行う必要があります。キャリブレーションを行うことで、計測器の精度を一定に保つことが可能になります。

また、キャリブレーションを行うタイミングとしては、

  • 測定前
  • 期間を決めて定期的に
  • 環境が変わった時

というのが一般的です。

校正の意味を解説!

校正の意味は、計測器が現状どのような動作・機能・精度なのかを確認する作業のことです。

計測器を校正し、正しい数値との誤差(器差)を明らかにすることで、校正後に計測器が示した数値から誤差を加減し正しい数値を導き出すことが可能になります。校正は定期的に実施し、計測器の現状の誤差を確認することが重要なため、前回校正した際に明らかになった誤差の値と、今回の誤差が異なる場合は、その都度計測器の誤差値を更新しなければなりません。

また、校正はあくまで計測器の動作・機能・精度を「確認」するものであり、誤差を調整し正しい数値に戻すものではないため注意が必要です。

ちなみに較正と校正って何が違う?

校正という言葉を調べた際に、「較正」というワードも目にする機会が多いです。校正はもともと較正として表記されていたものの、常用漢字では、「較(こう)」という読み方は音訓表で表記されておらず、現在では簡易的に校正と表記したものが一般的に広がりました。
つまり、校正と較正は全く同じ意味の言葉ということになります。一般的には校正の言葉を使用する方が多いですが、正式な場面などでは「較正」の表記が使われることもあります。

キャリブレーションと校正は意味が違うのか?

ここまでキャリブレーションと校正の意味についてそれぞれ説明してきました。
キャリブレーションの意味は、計測器の正確性を確認し、正しい数値に調整する作業です。
一方で校正は、計測器が正しい数値を表しているかどうか、動作確認や数値の精確さをチェックし、標準器と誤差が無いか確認をする作業になります。

誤差を確認する校正と、計測器の修正・調整を行うキャリブレーションは、とても関連の深い言葉であると言えます。
また、キャリブレーションは日本語訳で校正と表記されることもあり、厳密にいえば違いはありますが、同じ意味として使われることが多いです。

キャリブレーションの意味や校正との違いまとめ

今回の特集では、キャリブレーションの意味や校正との違いについてご紹介しました。

キャリブレーションは、計測器が示す数値の正確性について、標準器と呼ばれる機器を用いて数値を比較し、誤差を把握するだけでなく正しい値を計測できるように調整する一連の作業のことで、校正は、計測器の現状の動作・機能・精度を確認し、正しい値との誤差を把握することで測定結果から誤差を加減し、正しい値を明らかにすることでした。

一つ前の章でもお伝えした通り、キャリブレーションと校正は全く同じ意味ではありませんが、とても関連性の高い言葉であり、同じ意味として使われることが多いということが言えます。

計測器は精密機器のため、定期的にキャリブレーション・校正を実施することが重要です。定期的に計測器の現状を把握し、調整することで正しい値になるようにしておきましょう。