鋼鉄中の微量炭素も検出！PMI-MASTER Smartの性能解説！

橋梁や信号、ガス管、自動車、電車、地下鉄といった生活基盤。
さらには、冷蔵庫や洗濯機など私たちの身の回りには鉄鋼製品が溢れています。

私たちの生活に欠かせない鉄鋼ですが、5元素（C、Si、Mn、P、S※）の成分量によって鋼の品質が大きく異なってきます。
例えば、炭素の含有量が多いほど硬くなりますが、少ないと柔らかく折れにくい鋼となります。
最近では柔らかく折れにくい鋼がより求められており、品質管理を行う上で微量炭素を検知する必要が出てきました。

そこで、最小0.003％の微量炭素も高精度に検知することができる「発光分光金属分析器 PMI-MASTER Smart」が登場！

そんな、軽元素検知に役立つ金属成分分析計について、今回は特徴やメリットをご紹介させていただきます。

※C＝炭素、Si＝ケイ素、Mn＝マンガン、P＝リン、S＝硫黄

品質管理にマスト！「発光分光金属分析器　PMI-MASTER Smart」って？

「発光分光金属分析器　PMI-MASTER Smart」の、どのような点が優れているのか簡単に特徴をまとめてみました。

PMI-MASTER Smartは品質管理等でご使用頂ける信頼性のある分析結果・合金判別が可能です。
材料受入や出荷前検査、不良品検査に最適です。

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※アルゴンガス（5N 99.999％以上）はお客様にてご用意頂きますようお願いいたします。
※サンプルにわずかに照射痕が残る可能性がございます。

※青文字が測定可能な元素です。
※条件によっては一部測定できない場合がございます。

「発光分光金属分析器　PMI-MASTER Smart」を使用するメリット

現場や工場内の様々な箇所で成分分析計される方はハンディタイプをご利用されることも多いかと思いますが、ハンディタイプの分光分析計と何が違うのか。
「発光分光金属分析器　PMI-MASTER Smart」を使用するメリットやハンディタイプとの違いをまとめてみました。

レックスでは分光分析計はPMI-MASTER Smartとハンディタイプのものと2種類ございますが、それぞれの特徴を表にしてみました。

それぞれにメリットデメリットなどがありますが、PMI-MASTER Smartは炭素検知範囲が広く、高精度の測定が可能であることが大きな特徴と言えます。

新機材はどのような機材なのかよくわからないので試してみたい！というお客様が多くレンタルでまず使用してから導入の検討をされています。
また、使用時期が限られているという方も都度レンタルで導入コスト・メンテナンスコストを抑えられる方など、レンタルの活用が近年注目を浴びています。

そこで、レックスレンタルでのメリットを以下にまとめてみましたのでご利用を検討されている方は参考にしてみてください。

今回は軽元素も測れる分光分析法を原理としたPMI-MASTER Smartを中心に紹介させていただきましたが、蛍光X線分析を原理とした成分分析計もレックスでは取り扱いがあります。
蛍光X線分析計の活用術・選定方法を解説した資料やそれらの原理関係なくどのような成分分析計があるのかわからない方への比較選定ガイドも参考にしてみてください。

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