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トータルステーション SET5WS取扱説明書

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簡易取扱説明書

I.表示マークの説明
ZA 高度角(天頂0°)。
VA 高度角(水平0°)高度角(水平0°±90°)勾配%。
HAR 水平角右回り。
HAL 水平角左回り。
HAh 水平角ホールド。
dHA 水平角ステークアウト測定値。
X 視準軸方向傾斜角。
Y 水平軸方向傾斜角。
⊥+ 傾斜自動補正あり。
S 斜距離/対辺測定で2点間の勾配%。
H 水平距離。
V 高低差。
Ht REM測定の測定値。
_tk 距離トラッキング測定値。
_-A 平均測定値。
Stn 機械点。
P 座標のステークアウトデータ。
X X座標。
Y Y座標。
Z Z座標。
II.キーの解説
a)モードで使うことのできる機能 電源【ON】 5つのキーのうちどれか1つを押す。
【ESC】 基本モード。
【ESC】+【ソクセツ】 測定モード。
【ESC】+【セッテイ】 パラメーターの設定/傾斜センサーの調整。
b)機能のキー割付 【ESC】+【ショウメイ】 表示器・望遠鏡・十字線の照明ON/OFF。
【ESC】+【P_OFF】 電源OFF。
【→PX】 次のページ。
【…】 機能設定なし。
【ショウメイ】 表示器・望遠鏡・十字線の照明のON/OFF。
【キオク】 選択項目の記憶。
【EXIT】 各モードの終了。
【CE】 前の表示へ。
【ヘンコウ】 設定の変更。
【センタク】 項目の選択。
【P_OFF】 電源OFF。
【↑】 前の項目または選択肢・数字のカウントアップ。
【↓】 次の項目または選択肢・数字のカウントダウン。
【→】 次の項目へ。数字の桁移動。
【セイハン】 正反観測開始。
c)基本モードで使う機能
a)測角機能 【0セット】 水平角を0°ニ設定/正反視準による高度目盛のリセット。
【チルト】 傾斜角の表示。
【ZA%】 天頂角/勾配%の選択、天頂0°設定時。
【VA%】 高度角/勾配%の選択、水平0°または水平±90°設定時。
【ホールド】 水平角のホールド。
【R/L】 水平角右回り/左回りの選択。
【バイカク】 倍角測定モード。
b)測距機能 【_dist】 距離測定スタート。
【⊿SHV】 水平距離/高低差/斜距離の選択。
【タイヘン】 対辺測定スタート。
【M/TRK】 連続(単回)測定/トラッキング測定の選択。
【ppm】 気象補正係数の設定。
【REM】 REMS測定スタート。
【RCL】 記憶されている測量値の呼び出し。
【コウリョウ】 受光光量のチェック。
【ストップ】 測定の終了。
【ソクセツ】 測設モード。
4)測設モードで使う機能
a)座標測定 【キカイテン】 機械点座標の入力。
【タカサ】 視準高と機械高の入力。
【BS_カク】 方向角の設定モード。
【ザヒョウ】 座標測定スタート。
【後方交会】 後方交会のモード。
b)ステークアウト測定 【キョリ】 距離のステークアウトデータの入力。
【クイウチ】 座標のステークアウトデータの入力。
【SO_HA】 水平角のステークアウト測定スタート。
【SO_Xd】 距離のステークアウト測定スタート。
c)その他 【M/TRK】 連続(単回)測定/トラッキング測定の選択。
【⊿SHV】 斜距離/水平距離/高低差の選択。
【メモリー】 座標データの入力/削除/表示。
【ヘンコウ】 表示値を変更する。
【Yes】 Yesを選択。
【No】 Noを選択。
【リセット】 入力値を0に設定。
【ストップ】 測定終了。
【キホン】 基本モード。
III.角度測定
a)2点間の夾角測定
(水平角の0°設定)
水平固定つまみと微動ツマミを使い基本モードでP1の【0セット】を2回押し、2点目を視準すると2点の夾角が表示されます。
b)決まった角度から測定
(水平角のホールド)
・基本モードで水平固定ツマミと微動ツマミを使い水平角に希望の角度を表示させP1の【ホールド】を2回押します。
・目標物を視準してP1【ホールド】1回押すと水平角のホールドが解除され、目標物に希望の角度が設定されます。
c)勾配を%で表示
(勾配%表示)
基本モードでP3の【ZA/%】を押しと勾配を%で表示させることができます。
IV.距離測定
a)気象補正係数の設定 基本モードでP2の【ppm】を押し気温・気圧・ppmを設定します。
b)距離と角度の同時測定 ・基本モードでP1【⊿SHV】を押して希望のモードにしP2の【_dest】を押すと距離測定が始まります
・距離測定を終える時は【ストップ】を押してください。
・測定後P2の【⊿SHV】を押すと測定値を水平距離/高低差/斜距離ニ換算して表示させることができます。
c)トラッキング測定 ・精度をあまり問わず、短時間で測定したい場合基本モードでP2の【M/TRK】を押します。
・画面の左上に_tkが表示されP1【_dist】を押すとトラッキングの距離測定が始まります。
d)対辺測定 ・機械を移動せずに基準となる反射プリズム(基準点)から他の反射プリズム(目標点)までの斜距離、水平距離、高低差を測定するもので原点のプリズムを視準して、基本モードでP1の【_dist】を押し距離測定します。
・目標点を視準して、P2の【タイヘン】を押して対辺測定を行うと2点間の測定結果が表示されます
・続けて行う場合も同様に目標点を視準して、対辺測定を行っていきますが、測定結果は最後に測定した目標点を新しい基準点とした測定結果が表示されます
V.機械の設置
  1)三脚の脚を踏み、地面に固定します。
2)機械本体を脚頭上に載せ、片手で支柱を支え、機械の底板にある雌ネジに、脚頭の定心カンをねじ込み固定します。
3)光学垂球接眼ツマミを回して焦点板の二重丸にピントを合わせます。
4)光学垂球合焦ツマミを回して測点にピントを合わせます。
5)測点が焦点板二重丸の中央に位置するように、整準ネジを調整します。
6)円形気泡管の気泡が寄っている方向を確認します。
7)気泡の寄っている方向に最も近い脚を縮めるか、その方向に最も遠い脚を伸ばして気泡を中央によせます。さらに他の一本の脚の伸縮によって気泡を中央に入れます。
8)水平固定ツマミを緩め、横気泡管が整準ネジA、Bと平行になるように機械上部を回転します。※整準ネジA、B、Cは任意の整準ネジをAと決めたとき機械上方からみて反時計回りにB、Cと順につける。
9)整準ネジA、Bを使って、横気泡管の気泡を中央に入れます。
10)次に、整準ネジCを使って横気泡管の気泡を中央に入れます。
11)機械上部を水平方向に180°回転させ、気泡の位置を確認します。