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Iorリークハイテスタ 3355-04のレンタル

活線状態における絶縁管理を『新提案』 Ior測定が保安作業の効率化を高めます!

近年、集合住宅・ビル・工場などは停電して電気設備管理をすることが困難になってきています。「電気設備の技術基準とその解釈」では、 「使用電圧が低圧の電路であって、絶縁抵抗測定が困難な場合には、漏えい電流を1 mA 以下に保つこと」が規定されています。つまり、漏えい電流をクランプで測定(Io)することで停電作業がなくなります。 しかし、コンピュータやインバータ機器の増加により、容量性電流成分が漏えい電流測定に大きく影響を及ぼすようになりました。 この場合、漏えい電流(Io)測定では正しい絶縁管理ができず、Iorの測定が必要となります。

  • Iorリークハイテスタ 3355-04
商品コード
30014
メーカー
日置電機
  • 校正証明書発行可能
  • 海外実績あり
在庫状況
配送エリア
最短お届け日
  • エリア・商品状況によりお届け日が変わるため、詳細はお問い合わせください
  • 機材の点検には時間がかかりますので、ご連絡いただいたタイミングによってはご注文を当日中に承ることができない場合もあります。
  • 複数台ご入用の場合は、担当窓口までお問い合わせください。
  • 在庫状況は常に変動しております。商品の確保はご予約が確実です。担当窓口までお気軽にお申し付けください。

Iorリークハイテスタ3355-04のレンタル 特長

特長

クランプセンサで活線をクランプして、電圧も測定すると対地静電容量による漏洩電流Iocをキャンセルして絶縁抵抗劣化による有効漏洩電流Ior を測定できる。

測定画面
  • 豊富な測定パラメータ
    測定パラメータの図不可解な漏電ブレーカの動作原因の追求に!
    ・基本波値 :Io
    ・フィルタ値:Ifilt
    ・実効値  :Irms
    測定した漏洩電流波形から基本波(50/60Hz)成分だけを取り出した「基本波値Io」とフィルタを通して求めた「フィルタ値:Ifilt」、高調波成分を含んだ「実効値:Irms」、の同時表示により高調波による影響を確認できます。
    ※フィルタ値のカットオフ周波数:150Hz (50Hz 時)、180Hz(60Hz 時)
  • 最大・最小・平均測定(REC モード)
    測定値(瞬時値)が変動して読みにくい場合や、AC アダプタを使用して1日または1 週間など長時間の測定をしたい場合、RECモードで最大/ 最小/ 平均値を確認することができます。
    [MAX/AVE] キーを押すと、最大/ 最小/平均値測定(RECモード)を開始します。 測定中の最大/ 最小/ 平均値は、表示を切替えて確認できます。
  • メモリ機能
    [保存] キーを押すごとに内部メモリにデータ保存できます。(内部メモリ最大100 個まで)
    最大/ 最小/ 平均値測定中(REC モード)は、最大/最小/ 平均値データを保存します。 Io,Ior の最大値のみ発生時刻を保存します。
  • PCでデータ管理
    データ管理メモリ機能で保存したデータは、USB 接続で PC へダウンロードできます。測定データはテキストデータ(CSV 形式)です。
    RECモードで保存した測定ファイルを開くと、Io,Ior の最大値の発生時刻を知ることができます。
簡単操作
簡単操作

1. ファンクションスイッチを回して、測定ラインを設定します。

測定画面

2. 結線図キーを押して、結線図画面を表示します。(測定ラインにより接続方法が異なります)

測定画面

3. 電流クランプを結線図に従い接続します。
4. 電圧コードを結線図に従い接続します。
[画面]に、
・基本波漏洩電流値(Io)
・有効漏洩電流値(Ior)
を表示

測定画面

5. 画面を切替えて、対地絶縁抵抗値R (MΩ) も確認できます。
[画面]に、
・基本波漏洩電流値(Io)
・有効漏洩電流値(Ior)
・対地絶縁抵抗値(R)
を表示

絶縁抵抗値と対地絶縁抵抗値について

対地絶縁抵抗値は、絶縁抵抗計で測定した絶縁抵抗値とは測定方式が異なるため相関はありません。
絶縁抵抗計:被測定物に対して直流電圧(DC)を印加し、漏洩電流として検出された電流値と印加電圧値から直流絶縁抵抗値(DC MΩ)を求めます。
有効漏洩電流計(Ior):活線状態で被測定ラインから基本波(50/60Hz)成分の漏洩電流と基本波電圧を検出し、有効漏洩電流Ior(絶縁劣化による漏洩電流成分)を求め、基本波電圧値と有効漏洩電流値から対地絶縁抵抗値(AC MΩ)を求めます。

位相校正ユニット9796
位相校正ユニット9796

クランプセンサと3355は出荷時にはセットで位相調整をしてあります。クランプセンサの落下・衝撃などにより、クランプセンサのコアの噛み合わせ状態が変化すると、位相が変化します。この場合、性能を満足することができません。定期的に9796を使用し、測定前に位相校正を実施することを推奨します。

クランプオンリークセンサ仕様
クランプオンリークセンサ仕様
マグネットアダプタ 9804
マグネットアダプタ 9804

ワニ口クリップで金属端子部を挟みずらい場合は、先端部をマグネットアダプタに交換し電圧を検出できます。

レンタルオプション品

  • リーククランプアダプタ LAD800/LAD1100

Iorリークハイテスタ3355-04のレンタル仕様

本体仕様

用途 漏電測定
測定ライン 単相2線, 単相3線, 三相3線, 三相4線 (50/60 Hz)
※異容量三相4線は、分岐後の単相3線の測定はできますが三相3線の測定はできません、また非接地電路の測定はできません。
測定項目 漏洩電流実効値 I rms, 漏洩電流フィルタ値I filt, 漏洩電流基本波値 I o, 有効漏洩電流値 I or, 漏洩電流基本波位相角値 θ, 電圧基本波値 V, 対地絶縁抵抗値 R, 周波数 Hz
測定レンジ 電圧: AC 500V (有効測定範囲: 90V~490V)
電流: 20.000mA/ 200.00mA /2.0000A/ 5.0000A (有効測定範囲はレンジの1%~110%)
分解能 0.001mA(20.000mAレンジ)
0.01mA(200.00mAレンジ)
0.0001A(2.0000/5.0000Aレンジ)
確度 漏洩電流実効値: ±0.5% rdg. ±0.2% f.s. +クランプセンサ確度
有効漏洩電流値: ±0.5% rdg. ±0.2% f.s. +クランプセンサ確度 +位相θ確度による誤差
※位相θ確度による誤差 (抜粋)
9800使用時: Io≦200mA: ±0.5°以内=Io値×1.0% rdg.
9801使用時: Io≦200mA: ±0.3°以内=Io値×0.5% rdg.
電圧基本波値: ±2% rdg., 周波数:±1% rdg. ±1 dgt.
インタフェース USB Ver2.0, 対応OS: Windows 2000/XP/Vista
機能 フィルタ (fc=150/180 Hz, 50/60 Hz), 結線図表示, データ保存, 時計, オートパワーセーブ, クランプセンサ情報表示, バックライト, 表示ホールド, 各種警告表示
記録 100個分のデータを保存
時刻、全項目の瞬時値、最大・最小・平均値測定(RECモード)時は最大・最小・平均値も保存
CSVファイル形式
電源 単3形アルカリ乾電池 (LR6) × 4, 連続使用時間: 20h (バックライトOFF), またはACアダプタ9786 (AC 100V~240V, 50/60Hz)
測定可能導体径 クランプオンリークセンサ9800: φ30mm, 9801: φ40mm
寸法・質量 90(W)×159(H)×45(D)mm
440g(電池含む)

Iorリークハイテスタ3355-04のレンタル構成品

  • 本体
  • クランプオンリークセンサ 9800
  • クランプオンリークセンサ 9801
  • 電圧コード 赤・黒
  • ワニ口クリップ 赤・黒
  • ACアダプタセット
  • コンセント入力コード
  • 位相校正ユニット
  • マグネットアダプタ 赤・黒
  • USBケーブル
  • 取扱説明書(3355 I0r リークハイテスタ)
  • 収納ケース
  • 単3電池×4本
構成品:オプション リーククランプアダプタ LAD800/LAD1100
  • アダプタ LAD-800
  • アダプタ LAD-1100
  • 取扱説明書(LAD-800)
  • 取扱説明書(LAD-1100)
  • 収納ケース