一台で撮影から解析まで
河川に立ち入らず、スピーディーに現場の流速・流量を可視化する計測システムです。
非接触型流速・流量計測システムHydro-STIV Portableは、映像解析技術「STIV」を搭載した計測システムです。
映像を用いた非接触型の計測により、河川へ立ち入ることなく流速・流量を計測できます。特別な測量作業を必要とせず、撮影から解析、結果確認までをモバイル端末1台で完結。映像撮影から最短1分で流速・流量を可視化します。スマートフォン版とタブレット版の2種類から選択できます。
- 機材の点検には時間がかかりますので、ご連絡いただいたタイミングによってはご注文を当日中に承ることができない場合もあります。
- 複数台ご入用の場合は、担当窓口までお問い合わせください。
- 在庫状況は常に変動しております。商品の確保はご予約が確実です。担当窓口までお気軽にお申し付けください。
Hydro-STIV Portable 非接触型流速・流量計測システムのレンタル 特長
非接触型流速・流量計測システム Hydro-STIV Portableの特長は、映像解析技術「STIV」を搭載したモバイル端末1台で、現場にいながら迅速に計測から結果確認まで完結できることです。計測結果は、HTML形式のレポートとして出力も可能です。
Hydro-STIVとは
Hydro-STIVは、映像データと水位情報をもとに、流速・流量を高精度に解析できる計測システムです。
時空間画像(Space-Time Image)から流速(V)を算出するSTIV技術と、最新のAI解析技術を組み合わせることで、迅速かつ高精度な流量観測を実現しています。
また、国土交通省「非接触型流速計測法の手引き(案)令和5年3月」に準拠しており、洪水時など河川へ接近することが困難な状況でも、安全性を確保しながら正確な流速・流量計測を行うことが可能です。
わずか1分のスピード計測
映像の撮影から解析、結果の確認までの一連のプロセスをその場で実行し、わずか1分で流速・流量を表示します。
面倒な測量作業が不要
端末の加速度センサーを活用することで、特殊な測量なしに、撮影映像へ実空間スケールを反映でき、容易に計測が可能です。
現場完結型の高精度AI解析
「映像撮影」「幾何補正」「AIによる高精度な流速計測」の3つのステップを1台の端末に集約。現場ですぐに正確なデータを確認できます。
Hydro-STIV Portable 非接触型流速・流量計測システムのレンタル 機能紹介
Hydro-STIVによる高精度な流速・流量計測
映像から、時空間画像(Space-Time Image)を生成する
映像の中に、測定したいライン(検査線)を設定します。このライン上の「水の波紋や模様(光の明暗)」の変化を、時間の経過に沿って上から下へ順番に並べていきます。それにより、上流から下流への水の波紋の移動がしま模様として現れます。
流れを追うための目印(浮遊物などのトレーサー)は必要ありません。
流速は時空間画像(STI)のしま模様の傾き(φ)から計算されます。
傾き(φ)が小さいとき: 流れが遅い
傾き(φ)が大きいとき: 流れが速い
この傾きを解析することで、対象の流速を正確に計算します。
AI(ディープラーニング)の導入
実河川データを含む20万枚を学習したAI解析を導入しており、実用性がアップ。AIがしま模様の傾きを自動で判別するため、解析パラメータの調整は不要です。夜間や豪雨などの環境でも安定的に高精度な流速・流量計測を行えます。
Hydro-STIVポータブルによる流量の計測精度評価
同一地点で、超音波式流速計ADCP(グラフの黒い点)とHydro-STIV(グラフの赤い点)の比較結果です。同じような流速分布が得られ、全体の流量の差異は2.6%と、信頼性の高いデータが得られることを実証しています。
ドローンを用いた計測
Hydro-STIVポータブルは、ドローン映像を用いた計測にも対応しています。モバイル端末での撮影が難しい大規模河川や災害時の危険エリアにおいても、ドローンを活用した計測が可能です。
対応機種のドローンと接続することで、Hydro-STIVポータブル上で映像を確認しながら撮影・計測を行えます。また、対応機種以外のドローンで撮影した映像についても、後から映像ファイルを読み込んで解析することが可能です。
※対応表は、Hydro-STIVポータブルと接続して映像をリアルタイムに取り込みながら撮影・計測できることを確認したドローンの一覧です。対応表にない機種でも、撮影済み映像の読み込みによる解析は可能です。
Hydro-STIVポータブル紹介動画
スマートフォン版とタブレット版の2種類から選べる
ご利用シーンや測定環境に合わせて、最適なモデルをお選びいただけます。
画面サイズだけでなく、計測可能距離や本体仕様が異なります。
スマートフォン版は、高性能CPU・高解像度ディスプレイ・2億画素カメラを搭載しており、映像の鮮明さや細かな視認性に優れています。
一方、タブレット版は10.1インチの大画面で、広い表示領域による見やすさや操作性が特長です。
Hydro-STIV Portable 非接触型流速・流量計測システムのレンタル仕様
| 原理 | 画像解析(STIV法) |
|---|---|
| 対象流速 | 0.1-20.0m/s |
| 側線数 | 1-30側線 |
| 計測可能距離 |
スマートフォン:~150m
タブレット:~100m |
| 流速計測精度 | ±2%~±10%※近距離ほど高精度 |
| 流量計測精度 | ±1%~±5%※近距離ほど高精度 |
モバイル端末仕様(スマートフォン版)
| 機種名 | Galaxy S24 Ultra |
|---|---|
| サイズ(高さ×幅×厚さ) | 162.3mm×79.0mm×8.6mm |
| 質量 | 233g |
| ディスプレイ |
6.8インチ
Quad HD+(3120×1440) |
| バッテリー |
5,000mAh
(動画再生 最大30時間) |
| Sペン | 対応(付属) |
| CPU |
Snapdragon 8 Gen 3 Mobile
Platform for Galaxy (オクタコア 3.39GHz + 3.1GHz + 2.9GHz + 2.2GHz) |
| メモリ/ストレージ | 12GB/256GB |
| カメラ | 2億画素 |
| OS | Android |
モバイル端末仕様(タブレット版)
| 機種名 | Galaxy Tab Activ4 Pro |
|---|---|
| サイズ(高さ×幅×厚さ) | 170.2mm×242.9mm×10.2mm |
| 質量 | 832g |
| ディスプレイ |
10.1インチ
WUXGA(1,920×1,200) |
| バッテリー |
7,600mAh
(動画再生 最大16時間) |
| Sペン | 対応(付属) |
| CPU |
Qualcomm SM7325
(クアッドコア 2.4GHz + 1.8GHz) |
| メモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
| カメラ | 1,300万画素 |
| OS | Android |
