PMVとPPD指標についてご説明します。

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PMVとPPD指標

デンマーク工科大学のファンガー(P.O.Fanger)教授が、1967年に1,300名の被験者実験から快適方程式の導出を発表し、これを出発点として人体の熱負荷と人間の温冷感を結びつけた温熱環境評価指数PMV(Predicted Mean Vote,予測温冷感申告)およびPPD(Predicted Percentage of Dissatisfied,予測不快者率(その温熱環境に不満足・不快さを感じる人の割合) の提案をしています。

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PMV指数

PMV指数は体感温度ではなく、温冷感を指標にしたことが特徴的で、1994年、ISO規格(ISO7730)になりました。
人体の熱的快適感に影響する要素は、6つあり、室温、平均放射温度、相対湿度、平均風速の4つの物理的要素と2つの人間側の要素である在室者の着衣量と作業量が関係します。これらの要素に関して、その複合効果をどのように評価するかについての理論です。
快適方程式に、この6つの要素を代入すると、人間がその時暖かいと感じるか、寒いと感じるかを「7段階評価尺度による数値」で表しています。

PPD指数

PPD指数は、人間がある暑い寒いの状態の時に何%の人がその環境に不満足かを表すのに用いられます。
この指標は、オフィスなど通常人が居住する比較的快適温度範囲に近い温熱環境を評価するのに適してします。PMVが−2〜+2の範囲内の温熱環境評価に用いるのがよいとされています。ISOの標準では、PMVが±0.5以内、不快者率10%以下となるような温熱環境を推奨しています。

PMVと温冷感

PMV 温冷感 PPD(予測不満足率)
+3 非常に暑い 99%
+2 暑い 75%
+1 やや暑い 25%
0 どちらでもない 5%
−1 やや寒い 25%
−2 寒い 75%
−3 非常に寒い 99%

PMV指標(予測平均温冷感申告)

PMV指標

着衣量と活動量

着衣のクロ値(clo値)

クロ値(clo値)とは着衣の断熱・保温性を示す指標です。ASHRAEでは、「衣服の熱絶縁量(熱抵抗)の単位.湿度50%、風速10cm/s、気温21.2℃の大気中で、椅子に腰かけて安静にしている白人標準男子(産熱量 50kcal/m2h)被服者が、平均皮膚温33℃の快適な状態を継続できるのに必要な被服の熱絶縁値を1cloという」と定義をしています。

例)男性の場合

着衣 clo値
半ズボン、半そでシャツ、パンツ、サンダル 0.3
夏ズボン、半そでワイシャツ、半そで下着、パンツ、靴下、靴、夏上着、ネクタイ 0.56
冬ズボン、長袖ワイシャツ、下着、ハイソックス、靴、セーター、冬上着 1.09

活動量(met)

活動量の基準値は、「MET(Metabolic Equivalent)」という運動強度を示す単位ではかられます。安静に座ったままテレビなどを観賞しているときを1METとし、平地を普通に歩いたり部屋の掃除などをしていると3METsといったように、安静時の運動量の倍数でさまざまな運動が数値で表されています。

活動 met値
安静時・睡眠時 0.7
いす座読書 1.0
梱包作業 2.1

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