測量機で月を観測についてご説明します。

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測量機で月を観測

測量機(トランシット、セオドライト、トータルステーションなど)で月を覗いたことのある方はいらっしゃるでしょうか。測量機の望遠鏡は、対物有効径45mm、倍率20倍くらいが標準的なので、天体望遠鏡とは比べ物になりませんが、月程度ならそこそこ見ることができます。
ただ、月を見ていると、どんどん動いていきます。そのスピードは当然ながら、地球の自転速度と同じです。(厳密には、月の公転速度も関わってくるのですが、単純に考えて1/28しか影響しないので、この際無視します)

地球の自転ということは、1日に1回転なので、

1周360°=21,600′=1,296,000″
1日24時間=1,440分=86,400秒
1,296,000÷86,400=15

1秒間に15″の角度分、動く計算です。前述の一般的測量機の望遠鏡視野角が1°30′ですから、端から端まで360秒=6分掛かることになります。

次に、その望遠鏡で月がどのくらいの大きさで見えるかということですが、月の直径がおよそ3,475km、地球からの距離が平均384,400kmということから計算していくと、約31′の角度分の大きさとなります。望遠鏡視野角が1°30′でしたから、望遠鏡視野の径の1/3というわけです。

さて、これまでのことを総合すると、最初、望遠鏡の真ん中で月を見ていても、4分も経ったら望遠鏡の視野から完全に外れて見えなくなってしまうわけですね。 時間を掛けて観測する時は、微動ネジで少しづつ動かしながら追っていくようにしなければなりません。

望遠鏡での時間経過

但し、望遠鏡で月を観測する場合は、目を傷めるおそれがありますので、注意が必要です。あまり長い時間見続けることはおすすめできません。

セオドライトやトータルステーションなどの測量機はこちらから

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